ちいき新聞掲載記事
平成30年1月19日(金)のちいき新聞に掲載された記事です。
1月28日(日)に新築記念式 |
岩槻最北端の神社
和泉三社
古くから岩槻区鹿室(かなむろ)地区で祭られてきた和泉三社。
地域の人々の力を結集して改築・整備が行われ、新たなパワースポットになりそうだ。
国内で唯一といわれる神社
境内には多くの記念碑や石造物があり、長い年月の間、この神社が地域にいかに愛され親しまれてきたがよく分かる。
神社の由緒については「残っている文書が少なくて・・・」。
でも「和泉三社」という名前の神社はここだけなんだよと、にこやかに話す氏子総代長の加藤勝征さん。
古くなった社殿の新築を進めようと動き始めたのは5年前。
多額な費用と労力を要する事業のため、地域の人々の理解と多くの協力を得て、昨年末ようやく完成にこぎつけた。
美しい銅板の屋根に変わった社殿
珍しい親子の狛犬と巨大絵馬
いつの時代からか神社に奉納されている巨大な絵馬も、併せて修復された。
経年劣化で消えかかった絵を岩槻区内に住む芸術家の手で見事に蘇らせた。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお出ましが描かれた神々しい1枚と、お伊勢参りの道中と思われる繊細な1枚。
一見の価値ありだ。
修復された神々しい板絵(天照大御神)
また、境内には子を2匹連れた狛犬がいる。
子孫繁栄や家内安全に縁起がいいとされ、まち歩きのスポットになりそうだ。
親子連れがほほ笑ましい狛犬
力を合わせた成果を記念式典でお披露目
鳥居や手水鉢(ちょうずばち)のペンキ塗りは、地域の人がボランティアで作業した
神社を訪れる人をもてなそうと、アジサイやモミジの植栽も全て手弁当で行った。
地域の人々の思いが詰まった社殿の新築記念式は、1月28日(日)午後2時から行われる。
(ひらめ)
和泉三社所在地 さいたま市岩槻区鹿室1001
※問い合わせ
TEL 048(794)3443
和泉三社総代長 加藤
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