新聞各紙掲載記事
なが年の苦労が報われ、鹿室コスモス祭りが毎日新聞・埼玉新聞・日本農業新聞でここまでの経緯やコスモス祭りの様子などが紹介されました。
掲載記事は、各紙の記事を原文のまま掲載しています。
毎日新聞 平成19年11月2日(金)掲載 |
春日部・内牧公園の向かい
初の「コスモス祭り」
さいたま・岩槻 1万4000平方メートルに咲く
さいたま市岩槻区鹿室の住民が4日午前11時から、初の「コスモス祭り」(同実行委員会主催)を開く。
11月に満開を迎えるよう8月下旬に計1万4000平方メートルに種をまいた。
会場のコスモス畑は春日部市の内牧公園サイクリング遊歩道の向かい。
焼きそばや豚汁、野菜なども直売する。
加藤勝征・実行委員長(63)は「減反政策で土地が荒れ、草、木が伸び放題だった」といい、美しい田園風景を保全するため、草を刈って木を伐採した。
「一面をお花畑にしたい」と4年前からコスモスを育てている。
入場無料
日本農業新聞 平成19年11月2日(金)掲載 |
遊休地解消に一役
さいたま市岩槻区地域一体で整備
さいたま市岩槻区鹿室地区で、1.4ヘクタールの遊休農地にコスモスが咲いた。
4年前からの取り組みで、住民や農家組合・親睦(しんぼく)会、地域企業が一体となり、荒れ果てた土地や排水の整備をしてしてきた。
栽培では学校給食の残飯を堆肥(たいひ)化かしたものを使用。
環境にも配慮した循環型栽培方法を取り入れている。
さいたま市農業委員会の副会長で鹿室コスモスまつりの実行委員長を務める加藤勝征さん(63)は「今年も地域が一体となって取り組んでいる、コスモスの草丈は、幼稚園児や車椅子の目線に合わせて1m程度におさえていると」話す。
コスモスまつりは4日に開かれ、一周5kmのコスモス畑を巡るウオーキングや、地域の農産物販売、手打ちそばの販売などがある予定。
会場はピンクののぼりが目印になる。
毎日新聞 平成17年10月28日(土)掲載 |
荒れた休耕田 コスモス畑に
さいたま・岩槻区の加藤さん 半年以上かけ整備
さいたま市岩槻区鹿室にある荒れ地が今秋、一面のコスモス畑に生まれ変わった。
近くの農業、加藤勝征さん(61)が、ほぼ独力で半年以上かかって整備した。29日には市内の保育園児が花見遠足に訪れる。
加藤さんは約2ヘクタールの田んぼを耕作しているが、半分は荒れ地だった休耕田を再整備した。
鹿室周辺は低地で農地としての条件が悪く、コメの生産調整を契機に耕作をやめる田んぼ多い。
加藤さんは「雑草が生い茂って見栄えは悪いし、たばこの不始末で火災の心配もある」と所有者から土地を借りて整備し、田んぼに再生してきた。
今年手がけた約3000平方メートルは、遊歩道に面し、コスモス畑として楽しめるようにした。
春先、建設会社から借りたブルドーザーででこぼこの土地をならし、10年以上放置され雑草に覆われていた荒れ地が夏には平らになった。
さらに、久喜市にある学校給食センターが残飯で作った有機肥料を投入し、やせた土地をよみがえらせた。
8月には地元の鹿室親睦会(新井満会長)の手伝いで、コスモスの種をまいた。
10月下旬から畑は赤やピンクの花が開き始めた。近隣から散策に訪れる市民が足を止め、畑の中を歩く。
加藤さんは「荒れ放題にしておくよりもいいでしょ。大勢の人にも喜んでもらえる」と話す。
来年はさらにコスモス畑を増やしたいという。
埼玉新聞 平成17年11月6日(日)掲載 |
歩いてコスモス楽しむ
さいたま・岩槻区
さいたま市岩槻区鹿室地区の鹿室親睦会(新井満会長)主催の「ウォーキング・コスモス祭り」がこのほど開かれ、近くのお年寄りや親子連れら約百人が秋の花を楽しんだ。
同親睦会の加藤勝征さんら有志が、休耕地を活用してコスモスの有機栽培を行い、敷地面積約三千五百平方メートルのコスモス畑を開き、見ごろのコスモスを地元近隣の多くの住民に楽しんでもらおうと始めた。
コスモスの花を見ながらのウォーキングは、一時間半ほどで終了。
参加者は婦人部やバレー部らが作った豚汁、焼き芋などに舌鼓を打った。
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